起業するために身につけておくべき基礎知識
起業するにあたって一番の悩みである開業資金。どんなにいい事業のアイデアがあっても、開業資金がないと事業は始めることはできません。
そこで、起業する人が資金調達で一番多く利用する融資についてご紹介します。
どこからお金を借りるか?
起業する人が、初めてお金を借りる金融機関は、どこが一番多いでしょうか?
大手銀行、信用金庫など民間の金融機関でしょうか?それとも政府系金融機関の日本政策金融公庫でしょうか?
起業する人が初めてお金を借りる場合、一番利用されているのは国が100%出資している「日本政策金融公庫」になります。
(1)日本政策金融公庫には、起業する人を応援するために創業融資制度として以下の制度を用意しています
・新規開業資金
・女性、若者/シニア起業家資金
・新創業融資制度
・中小企業経営力強化資金(税理士等の認定経営革新等支援機関の指導や助言を受けて開業する場合)
(2)どのくらいお金を借りられるか
初めてお金を借りる場合には、自己資金の最大9倍まで借りることは可能です。
しかし、9倍はかなり難しいです。平均的には自己資金の2~5倍ぐらいが一般的な目安です。
その為、起業するなら出来るだけ自己資金をこつこつ貯めましょう!
(3)お金を借りるためには
日本政策金融公庫の審査は、民間の金融機関より審査が甘いという噂もありますが、それは政府系の金融機関の為、個人事業主や中小企業を支える役目がある為に審査が甘いと言われるのかもしれません。
実際は、しっかりとした事業計画がないと中々希望する融資額も借りることはできません。
これから起業をお考えの方はしっかりと事業計画を立て、必要な資金を調達し事業を成功させましょう!
事業計画の作成でお悩みの場合には、是非、当事務所にご相談ください!